永井麻美子・陶芸作品 ◆ 百日紅六角お重二段 ｜ New Arrival！

新たな作家のご紹介です。“コンテンポラリー九谷”とも呼ぶべき、伝統と個性の融合。
陶芸家・永井麻美子さんの作品〜温和で繊細な ＜こころに咲く・陶のはな＞ の世界〜を、
まずは、ご覧ください。


百日紅六角お重二段｜永井麻美子

永井麻美子・陶芸作品 〜陶の花・心に咲く花〜
工芸の王国、加賀・九谷から　伝統の技と軽やかないろどりで




作品名：百日紅六角お重二段


［寸法］
・長さ(l＝タテ) × 幅(w＝ヨコ)：17cm × 17.5cm (*最大長＝蓋部のタテ・ヨコ)
・高さ(h)：最大高／底部から蓋まで＝14cm｜蓋高さ＝4cm｜本体・一段高さ＝5.2cm

［加飾／文様］
夏そのもの、あるいは夏の“エネルギー”そのものを花の姿に変えて、
永く・強く花開かせたかのような花・・・。それは、百日紅〜サルスベリ。
生命感あふれる樹木であると同時に、子細に見るならば、その花は
ちりめん細工のような愛らしいフォルムと、（多くは薄紅色の）繊細な色彩からなっています。
百日紅は〜そしてまた〜
陶芸作家・永井麻美子さんにとっての主要なモチーフのひとつでもあります。

六角柱状に成形された素地の中を、
あたかもそれが夏空であるかのように枝を伸ばし、百日紅は花を咲かせる。
その姿は、奔放でありながら、どこか古風な均整をも感じさせる・・・。
永井麻美子さんらしい“今日的・九谷”の開花は、ここにもありました。


［うつわとして（用途・使用シーンなど）］
多彩な食材をひとつひとつ丁寧に吟味・調理し、盛り込んでいくとき、
作り手もワクワクと心躍らせながら、同時に心なしか背筋を伸ばしたいような気持ちになる。
・・・重箱・お重。ちょっと特別な「うつわ」かもしれませんね。

もちろん、使う側・食する側にとっても同じこと。まして本作品のような六角重であれば、
日常的に接するうつわとは少し異なったそのフォルムにいざなわれて、
なおのことスペシャリティー感が大きくなるのではないでしょうか？

六角形の蓋を取り、一の重・二の重と展開する。そのとき感じる、ちょっとしたトキメキ感・・・。
どなたかであれば、“これはもう、味の玉手箱やぁ〜！”(※)と感嘆するかもしれません。


★一点ご留意願います：
手仕事ゆえ、焼き上がり状態における「蓋のずれ」がございます。（画像1・2・4・9なども参照ください）





◆おせちはもちろんのこと、クリスマスや年末年始の行事に。また、季節を問わず、ちょっとした集まりや祝い事にも。
多様なシーンで、ぜひとも多様にご活用いただきたい、これは「百日紅六角お重二段」です。

百日紅六角お重二段

※乙姫様の玉手箱とは異なり、開けても不思議な煙は出てまいりません。ご安心の上、お楽しみください。（永井麻美子さんのお重〜人気の高いアイテムです）




［作家・永井麻美子さんのこと］

●石川県在住の陶芸家・永井麻美子さん。その作風は、ご覧の通り、春風のような軽やかさと明るさが持ち味。
加えて、どこかエキゾチックな趣の細密描写（彩画）も永井さんの大きな特長であり、
これらのミクスチャーが、個性的・ユニークな作品世界を生んでいます。

●石川県立九谷焼技術研修所に学び、のちに正木春蔵氏や吉崎東山氏に師事して研鑽を重ねた
永井さんは、九谷焼の伝統技法を体得した強固な技術的土台を保ちつつ、
伸びやかな感性で自由に羽ばたくように作陶に向かいます。

●自然や生き物の姿の中に見出す多様なモチーフ、伝統技術を活かしながらも
ヨーロッパやトルコの柄をも取り込んで生まれた「カラフルでどこか可憐な」作品が、
今、数多くの愛好家の皆さまに愛されております。 （紅椿それいゆ・店主より）



［永井麻美子・陶芸作品◆百日紅六角お重二段］ サイズは下記の通り｜￥46,200(税込)
・長さ(l＝タテ) × 幅(w＝ヨコ)：17cm × 17.5cm (*最大長＝蓋部のタテ・ヨコ)
・高さ(h)：最大高／底部から蓋まで＝14cm｜蓋高さ＝4cm｜本体・一段高さ＝5.2cm


◆「個体差」につきまして
工房においての「手仕事による」うつわとなります。そのため、個体によって若干の差がございます。
*お届けの品によっては、本画面に掲載した各画像とやや「イメージが異なる」と感じられる場合があるかもしれません。
その可能性もございますこと、あらかじめお含みおきください。

型番 MN_24_006
在庫状況 1
販売価格
46,200円(税込)
購入数