永井麻美子・陶芸作品 ◆ 百花手風急須 ｜ New Arrival！

新たな作家のご紹介です。“コンテンポラリー九谷”とも呼ぶべき、伝統と個性の融合。
陶芸家・永井麻美子さんの作品〜温和で繊細な ＜こころに咲く・陶のはな＞ の世界〜を、
まずは、ご覧ください。


百花手風急須｜永井麻美子

永井麻美子・陶芸作品 〜陶の花・心に咲く花〜
工芸の王国、加賀・九谷から　伝統の技と軽やかないろどりで



作品名：百花手風急須

［寸法］
直径(Φ)本体の最大径：10cm／手付サイズ:15cm

［うつわとして（用途・使用シーンなど）］
急須です。上から見ても横から見ても、紛う方なき急須。本体の径・最大10センチと、
「ほっと一息」の時間などに、お一人か少人数で喫するのに最適と思われる大きさ。

同時に、ここにあるもう一つのものは・・・

なんといっても、陶芸作家・永井麻美子さんのユニークな「作品」世界です。
青を基調に、五彩の花が全体を覆いつくす〜“コンテンポラリー九谷”とも呼ぶべき〜百花手風の加飾が、
お茶の時間の始まりとともに、心豊かな“ものがたりの始まり”をも告げているかのようです。



◎“お茶を飲むたび（より正確には淹れるたび・注ぐたびでしょうけれど）、行ったり来たり”しているのは・・・

百花手風輪花七寸浅鉢

◎ここでは、どこか不思議な世界へといざなってくれる（かもしれない）“永井麻美子ワールド”へのマジック・キー。でしょうか？



［加飾／文様｜百花手に関して］
色とりどり・姿さまざまな「花」をあしらった彩色・文様〜特に陶磁器の加飾・絵付けにおいて。
それが「百花手」でありますが、中でも「古九谷」に名品ありと言われています。
九谷五彩を駆使してもたらされたそれらの品々は、絢爛にして重厚、まさに「百花繚乱」の
趣これありというべきものですが、片や、“現代の五彩の使い手”である
永井麻美子さんの作風は、どこか愛らしい表情を湛え、
温和で、そして、より軽やか・・・。

『百花手風急須』
この作品にも、そうした個性と感性が存分に発揮されていますね。
百花手“風”と銘打たれているその真意は、意匠や技巧を単に模するのではなくて、
そうした伝統に根差し深い敬意を払いつつも、今日的感性で、
自身の作品世界へと消化・昇華させようとする
意欲（あるいは決意）の表れだと思われるのですが・・・いかがでしょうか？


［作家・永井麻美子さんのこと］
●石川県在住の陶芸家・永井麻美子さん。その作風は、ご覧の通り、春風のような軽やかさと明るさが持ち味。
加えて、どこかエキゾチックな趣の細密描写（彩画）も永井さんの大きな特長であり、
これらのミクスチャーが、個性的・ユニークな作品世界を生んでいます。

●石川県立九谷焼技術研修所に学び、のちに正木春蔵氏や吉崎東山氏に師事して研鑽を重ねた
永井さんは、九谷焼の伝統技法を体得した強固な技術的土台を保ちつつ、
伸びやかな感性で自由に羽ばたくように作陶に向かいます。

●自然や生き物の姿の中に見出す多様なモチーフ、伝統技術を活かしながらも
ヨーロッパやトルコの柄をも取り込んで生まれた「カラフルでどこか可憐な」作品が、
今、数多くの愛好家の皆さまに愛されております。 （紅椿それいゆ・店主より）



［永井麻美子・陶芸作品◆百花手風急須］｜直径（本体の最大径）：10cm / 手付サイズ:15cm｜￥17,600(税込)


◆「個体差」につきまして
工房においての「手仕事による」うつわとなります。そのため、個体によって若干の差がございます。
*お届けの品によっては、本画面に掲載した各画像とやや「イメージが異なる」と感じられる場合があるかもしれません。
その可能性もございますこと、あらかじめお含みおきください。

型番 MN_24_005
在庫状況 1
販売価格
17,600円(税込)
購入数